体の不調と戦わない

受け入れる

今日は、更年期のことについて書いてみたいと思います。更年期というのは女性だけでなく、男性にもあるそうですね。女性の場合、よく聞くのはホットフラッシュやイライラが突発的に起こるといった症状ですが、私の場合はそういったわかりやすいものはありませんでした。

その代わりに経験したのは、身体のふしぶしが痛くなるという症状でした。40代の終わりから50歳にかけての1年半ほどの間、関節の痛みに悩まされました。ちょうどコロナ禍で普段と違う仕事をしていたり、生活パターンが乱れていた時期だったので、最初は「そういう影響かな」くらいに思っていたんです。

今は比較的パターン化した生活に戻れてはいますが、関節の痛みは今もまだ残っています。これがもしかしたら更年期の症状なのかなと思ったりもしています。関節が痛くて指が曲がってしまったこともあったので、「リウマチや膠原病なのでは」と心配になって、複数の病院や会社の健康診断で血液検査を受けました。けれども、はっきりわかるような結果は出てきませんでした。炎症が起こっているまさにそのタイミングで検査をしないと特定できないこともあるようなのですが、今のところ原因の特定は諦めています。

不調の背景にあった生活の乱れ

振り返ってみると、体重増加もありましたし、栄養バランスの偏った食事や、食事をすべきでない時間に食べてしまったりと、いろいろ思い当たることがあります。更年期になるべくしてなったというよりは、余裕のない状況の中で自分のご機嫌をとるためにやっていたことが、あまり身体のためには良くなかったのだと思います。そんなタイミングで更年期と重なるように良くない症状が出て、今に至るという感じです。

多少は良くなってはきていますが、ひどい時期はやはり眠りが浅かったり、痛みのせいで夜中に目が覚めたりということもありました。年齢のせいか、朝まで一度も起きずにぐっすりということが減りましたし、寝つきがすごく悪い時期もありました。今は寝つきはそこそこ良くなってきたかなと思いますが、朝まで我慢できずに4時や5時に一度トイレに起きるという感じです。

年齢を重ねると睡眠時間が短くなる方も多いそうですが、私の場合は昔からよく寝るタイプなので、睡眠時間自体はとれています。ただ、以前は睡眠時間さえ確保できていれば翌朝には完全回復していたのに、今は疲れが翌日に残ることも珍しくありません。「睡眠負債」という言葉がありますが、それがなかなか回復しづらくて、まさに言葉通りだなと実感しています。

戦うよりも、ご機嫌で暮らすことを選ぶ

こうした不調を「治さなければ」「どうにかしなければ」と捉えるのではなく、人生も折り返し地点に来て、そういう時期に自分はさしかかったんだなと受け止めるようにしています。もちろん、ひどくならないようにする努力は必要ですが、あまりそこで戦うよりは、ご機嫌で暮らしていた方がトータルで良いのではないかと思うのです。

病院に行っても、先生もはっきりわからないことが多いようですし、「こんなに辛いんだから何とかしてほしい」とかかりつけの先生に詰め寄っても、いい結果にはならない気がしています。長く自分の身体を診てもらうためにも、先生との関係をこじらせるようなことはしたくないなと思うところです。

ただ、身体の健康のことですから、信頼できる人や専門家に早めに相談するのは大切だと思っています。歯のことでも専門家にしかわからないことがありますし、早めに診てもらえば長引かずに済んだり、すぐに苦しみが取れたりすることもあります。実際、最近歯科で治療をしていたら、ずっと悩まされていた頭痛が減ったという経験もしました。歯の治療で頭痛が取れるとは思ってもいなかったので、身体の不調はやはり早く専門家に相談した方がいいと改めて感じました。

更年期は人それぞれ、だから自分なりの方法を

更年期というのは、本当に人それぞれなんだなというのが私のまとめです。イライラすることも、更年期のせいというよりは、昔ほど認知能力や判断力が以前のようにはいかなくなっているという実感があって、思い通りに物事が進まなかったり、自分の思うようにならなかったりすることが増えています。それが原因で不安になったりイライラしたりすることが増えているなと感じてはいます。

でも、そんなことを嘆いたところで、今より良い状態には戻れないわけです。アンガーマネジメントで「6秒間我慢する」という方法もありますが、正直なところ、1日経っても3日経っても1週間経っても怒りが収まらないこともあります。だからこそ、自分のご機嫌を自分でとれる方法を見つけることが大事だと思っています。

私の場合は、幸いにも物事に集中したり、身体を思い切り動かしたりすることで、イライラが頭に浮かんでいる時間を少なくすることができています。それも人それぞれですから、何が合うかは自分で探していくしかありませんが、そういう方法を見つけられたことは良かったなと思っています。

皆さんは、年齢を重ねる中で訪れる身体や心の変化と、どのように折り合いをつけていらっしゃいますか。戦うのか、受け入れるのか、それとも何か別のやり方があるのか──もしよければ、あなたなりの付き合い方を教えていただけると嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました