「ご機嫌が悪い自分」に気づいたら、まずその場を離れること

距離をおく

不機嫌な自分に気づけない怖さ

自分の機嫌が悪くなっている時、皆さんはすぐ気づけているでしょうか。

私は気づくのがとても遅いです。。。もう見ていたくない、聞いていたくない、体がだるい、頭が痛い、何となくしんどい、という感覚があって、いつの間にか不機嫌になっている。それなのに、自分では気づいていないのです。

気づいた時にはもう、取り返しのつかなくなっているなんてこともザラです。身近な人にとげとげしい言葉を投げてしまったり、本来であれば丁寧に対応すべき場面で、ぶっきらぼうに短い返事をしてしまったり。やってしまってから「あぁ、またやってしまったな」と思うのですが、その時にはもう遅いのです。相手の表情が曇っているのを見て、ようやく自分の不機嫌さに気づく。その繰り返しでした。

若い頃は、今にも増してイライラしていたと思います。周りから見れば「あの人、いつも機嫌が悪そう」と思われていたかもしれません。でも当の本人は、自分がそういう状態になっていることすら分かっていなかったのです。顔に出る前に気づくということが、どれほど難しいことか。50年以上生きてきて、ようやくそのことを実感しています。

まずは「その場を離れる」ということ

少しずつではありますが、不機嫌な自分に早めに気づけるようになってきた気がします。
気づいた時に何をするかということなのですが、これがとてもシンプルなことでした。「その場を離れる」。ただそれだけです。

以前ある人から、「無理にその場にいなくていいんですよ」と言われたことがあります。不機嫌の原因が、人との会話だったり、置かれている状況だったりするのであれば、そこに居続ける必要はない。一日や二日、仕事を休んだとしても、誰かが自分の穴を埋めてくれる。そこにいて、まずいことを言ってしまうくらいなら、さっと離れた方がいい、と。

その時は「そういうものなのかな」と半信半疑でした。でも実際にやってみると、物理的にその場を離れるということが、想像以上にとても効果がありました。これは逃げることではないのです。自分を守ること、そして周りの人を守ることでもあるのだと、今は思っています。

牛乳2杯と、自分なりの「ご機嫌の取り方」

先日、どうにも気持ちがざわざわして、不機嫌になりかけている自分に気づきました。今回は早めに気づけたので、思い切ってその場を離れて家に帰ってきました。

家に帰ってからやったことは、大好きな牛乳をコップに2杯飲むこと。体重のことを考えると少し躊躇する気持ちもあるのですが、「これくらいやったっていいじゃないか」と自分に許可を出しました。牛乳を飲みながら、好きな動画をぼんやりと眺める。たったそれだけのことで、少しずつ気持ちが落ち着いてきたのです。

上機嫌にまで持っていくのは、正直難しいです。でも、「これ以上不機嫌にならない」ということは、こうした小さな行動でできるのだなと、気づきました。

自分の機嫌の取り方は、人それぞれだと思います。映画を観に行く人もいれば、音楽を聴く人もいる。誰かに話を聞いてもらう人もいるし、お酒を飲む人もいるでしょう。私の場合は、牛乳を2杯飲むこと。何だかちょっと可笑しいですが、これが今の私には一番効果的なのだと分かりました。

大事なのは、まず自分が不機嫌になっていることに気づくこと。気づいたら、無理にその場にとどまらないこと。そして、自分なりの小さな「ご機嫌の取り方」を知っておくこと。この三つを自分の中の方法として、しっかり覚えておきたいと思います。

皆さんは、自分の不機嫌に気づいた時、どんなふうに自分の機嫌を取っていますか。もしよかったら、あなたなりの「小さなご機嫌スイッチ」を教えていただけたら嬉しいです。

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