眠れない夜にたどり着いた答え

距離をおく

今の私には、健康のありがたみが身に沁みます。中でも私にとって一番切実なのが「睡眠」の問題です。もともとしっかり眠らないとダメなタイプなのに、どうしても眠れない時期というのが周期的にやってきます。それがしばらく続くと、昼間はぼんやりしてしまったり頭痛がして、本当に自分が使い物にならなくなるんです。

眠れない夜の長さを知っていますか

眠れない夜というのは、本当に長いんです。妙に長い。布団に入って「今日は眠れないな」と気づくのが夜中の1時頃。どうせ眠れないからと動画を見たりするのですが、「スマホの画面を見つめているから寝られないんでしょう」と言う方もいらっしゃいますよね。でも正直なところ、わかっていないなと思ってしまいます。動画を見なくたって本当に眠れないんです。

ひと通り動画を見た後に「もう何時間も経っただろう」と思って時計を見ると、全然時間が経っていなかったりする。あるあるです。時計を見るたびに「まだこんな時間なんだ」とため息。横になっていること自体が辛くなって、一度リビングに出て大きく電気をつけて、お茶やお水を飲んだりします。特に夏場は体の中に熱がこもって寝苦しい夜が多くて、冷房に当たって体を冷やしてからまたベッドに戻ることもあります。体温が下がるときに人は眠りやすくなると聞きますから、「これで眠れるかな」と期待して横になるのですが、やっぱり眠れない。また時計を見て「まだこんな時間」と思う。そのループが朝の5時、6時まで続くんです。

良いと言われることは全部やりました

世間で「眠りに良い」と言われていることは、ひと通り試してきました。寝る前にスマホを見ない、ブルーライトを浴びないようにする、ホットミルクを飲む、照明を暗くして目を閉じる、お風呂にゆっくり浸かってリラックスしてから眠る、寝る前にストレッチをする、瞑想や深呼吸をする。どれもやりました。でも、やったからといって必ず眠れるわけではないんですよね。もちろん効果がある夜もあります。でも「これさえすれば大丈夫」という確実な方法は、残念ながら見つかっていません。強いて言えば運動くらいでしょうか。体力はあるのでだんだん慣れますが。

眠れないこと以上に辛いのは、「眠れないことへの焦り」かもしれません。明け方の5時、6時にようやく眠気が来たとき、今度は「仕事があるのにちゃんと起きられるだろうか」という不安が押し寄せてきます。実際、起きられなくて、気づいたらもう家を出なければいけない時間だったということも何度かありました。間に合うときは大急ぎで支度をして飛び出しますが、午前中はぼうっとして頭が働かない。どうにも間に合わないときは、体調不良ということでお休みをいただくこともあります。計画的な休暇ではないので、周りに迷惑をかけてしまうのが申し訳なくて、それもまたストレスになるという悪循環です。

「戦わない」という選択にたどり着いて

最近は少し考え方を変えるようになりました。不眠の波が来ているなと感じたら、無理に眠ろうとするのをやめて、「明日は休もう」と早めに決めてしまうんです。眠れなくてもいいやと納得がいくまで起きていて、やりたいことをやって過ごす。そんなふうにシフトするようになってきました。

ただ、眠れなくても体は休めてあげたい。腰が痛いとか足がむくむとか、体が「横になってください」とサインを出しているときは、眠れなくても横になって体を休めることを意識しています。眠れない夜と「戦う」のは、もうやめたほうがいいのかなと、今の私はそう思っています。

とはいえ、2日3日ならまだしも、1週間、2週間と続くこともあるんですよね。そうなると「何とかしなきゃ」という気持ちも出てきます。でも、何とかしようとしても眠れないものは眠れない。その事実を受け入れることが、今の私にできる精一杯の折り合いの付け方なのかもしれません。

同じように眠れない夜を過ごしている方は、どんなふうに睡眠と付き合っていらっしゃいますか。眠れない自分とどう向き合っているのか、もし「私はこうしているよ」ということがあれば、ぜひ教えていただけたら嬉しいです。私もまだまだ、自分なりの答えを探している途中ですから。

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