集団心理から自分を守る

距離をおく

無理してつながらなくていい

人とのつながりは豊かな人生に欠かせないと言われていますが、友達が多いからといって安心安全が守られるんでしょうか。私は子供のころに友達作りに散々失敗し、その経験から、人と無理して関わらなくていいことや個人情報の注意点を学びました。今回は、私の中学時代をふりかえりながら、なぐさめを得ていこうと思います。

友達づくりの失敗

中学生の私はある女の子と仲良くなりたくて、気を引くために背中をタッチして話しかけていました。彼女はニコニコしていましたが、ある日彼女の母親から私の母親に苦情が入り、びっくりするのでやめてほしいと言われました。

私

傷ついていたなんて、気づかなくてごめんなさい

彼女の気持ちに気づけなかった自分に落ち込み、人の気持ちを考えることの重要性を痛感しました。どうしたら他の女子のように仲良くしてもらえるのか悩みましたが、結局仲良しグループには入れてもらえませんでした。

私

仲良くしていたとして、果たして自分が幸せになれたかも疑問だわ。

疎遠なほうが自分には合っていたかも

自分の行為が人を傷つけていたことに気づけたことが重要で、羨ましがって無理に仲間に入れてもらわなくて良かったです。仲良くなることでもしかしたら楽しい思いもできたかもしれませんが、余計にすり減っただろうと思います。

私

人付き合いできないことは仕方ない!無理しなくていい!

大切なものが壊される

ある日、お気に入りのCDを友達に貸す約束をしたので学校に持って行ったところ、教室にいない間にケースを割られていました。カバンに入れていたのにです。

私

カバンを漁って、踏みつけられてました。何がそこまでさせたのだろう

一瞬だけ取り出したところを見られたのかもしれませんが、他人が私の大切なものを勝手に触ることがあることを身をもって学びました。私のことが気に入らなくて、壊れたことに気づく様子を楽しむ人がいたんですね。面と向かって嫌いと言われなくても気が付くには十分な出来事でした。犯人捜しをするより、貴重品は身に着けるほうがスマートです。

私

ちょっと気を付けるだけで、未然に防げたかも

生徒会選挙での失敗

私の中学校では生徒会の立候補をクラスからひとり選ぶ文化がありました。私のクラスではなぜか私が多数決で推薦され、担任も背中を推すのでしぶしぶ立候補しました。結果は2票でガッカリというかやっぱりというか。入れてくれた友達には感謝ですが、推した人たちが必ずしも支持するわけではないことを学びました。他にふさわしいひとがいたのですから、自分の意見に従い、断る勇気も大切です。

私

他人の意見はあてにならない。自分でよく考えて、伝えないと

個人情報の注意

通信簿を他人に覗かれたことはありますか?私はあります。それも数年たってから他人から教えてもらいました。自分の席でちょっとの間だけ開いてみていたのを、後ろの席の男子がこっそり覗いていたそうです。まったく気づきませんでした。その時に声をかけてもらえなかった人望のなさが情けないです。スマホでいろんな情報が見れる時代です。個人情報の覗き見に注意を払わないといけませんね。

自分を守るには距離も大切

人とのつながりを大切にすることは、豊かな人生に繋がる一方、自分を守るためには寂しさを覚悟して疎遠にすることも効果があります。自分に合った人間関係の築き方や個人情報の注意点を意識して、よりスマートに生活しましょう。友達作りは年齢が上がるほどにハードルも上がりますが、そのようなきっかけがあれば大切にしたいですね。

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