私は日々幸せな生活を送りたいと思っていますが、どうしても心のざわざわや悲しみ、怒りに揺れる日々があります。振り返ってみると私は心穏やかに過ごしたいという思いを抱いて生きてきました。今回は、心穏やかに過ごすための一歩をご紹介します。
平穏な日々への願い
若くて何もわかっていない頃、私は楽しく幸せな日々を過ごしたいとぼんやりと思っていました。しかし、実際の人生はまったく思い通りにはいきませんでした。働きすぎて心を壊し、頼れるはずのパートナーは奨学金という負債を抱えていました。自宅を持ち自由を手に入れたことと引き換えに、自分で食べていくことの厳しさに直面したんです。無力な自分への情けなさ、悔しさ、怒りに震える日々を避けたいという願いが強くなっていきました。
なんとぬくぬくと過ごしてきたのか。
自分のちからで生きていく自覚が足りなったわ!
社会に出てから勉強することがいっぱい!
人との接触と気配り
人との関わりは基本的には楽しいものです。しかし、相手にも感情がありますので、相手の感じ方や状況を考慮し、言動に気を使わなければなりません。親に依存して生きてきた私は、初めて他人と関わる難しさを知るのでした。大学生の時に学んでおけばよかったと後悔する日々が続きます。
人との接触を避けることのメリット
人との関わりが辛くて極まってしまった私は、他人を避けることで、怒られたり自分も怒ることもなく、平穏な日々を過ごすことができると気づきました。これは親元を離れて暮らしたときと同じくらい稲妻が走る気づきでした。それから、対面より音声のみのほうが相手が安心して話してくれることが分かりました。おそらく私の表情が感情と一致していないから、対面だと混乱するのだと思います。私には表情に乏しいという特徴があるのだと気づきました。もしかしたらこれが育て直しのヒントになるかもしれません。
人間関係が全くできず、幼い自分が露呈します
恥ずかしい思い、指摘への恐怖に襲われる毎日でした
人との接触を避けた時期の経済的な困難
20代や30代の頃、人との接触を避けた時期がありました。心は癒されるものの、経済的には困難でした。当時はリモートワークのような働き方が普及しておらず、人と関わらないと生活が困窮していくことを痛感しました。最終的には、経済的困窮が心理的になってしまいました。トータルで失敗でした。ただ生き延びるだけでは楽しみや充実感を得ることはできませんでした。私は家に閉じこもるだけの日々から抜け出したいと強く思いました。
心は休まったけど、いざ稼がないと、このままでは段々と苦しくなっていくだけだわ。
働くことができていないと、いざ働かざるを得なくなったときに困るわ
夫の存在が支えとなる
夫は稼ぐ能力には優れているわけではありませんが。私の人生におけるひとつの幸運な出会いだったと思います。出会った当初は奨学金の借金があることや、ご自宅がゴミ屋敷であるなんてつゆ知らず、一緒に暮らし始めた時は資格をとるために会社員をやめて専門学校へ通い始めたところでした。この頃は食事に気を使い彼を支えるために精一杯頑張りました。その後私が家事をしなくなってからは、彼は家事を率先してやってくれますし、ギリギリ一緒に住めて、時々一緒にいることで不快感を感じることはあまりありません。これが私の心穏やかな日々を過ごすための第一歩でした。
夫との暮らしはひとつの分岐点でした。結婚してよかったと今は思いますが、独身なら独身なりの暮らしが待っていたかもしれないですけどね。子供がもしいたらそれでも違っていたことでしょう。
人との関わりを避けても得るものはない
人との関わりを避けて心の平穏を求めることは今でもあります。ですが、それではジリ貧だったりしてトータルで豊かな生活を送ることはできませんでした。お金がなければ楽しみは減りますし、お金を稼ぐためには、人とのつながりが欠かせない現実に直面しました。人との関わりは避けて通れない以上、ないがしろにはできません。大切にするとなるとちょっとしんどいですが。
今はリモートワークで収入を得ることができる時代になりましたね。
昔の在宅ワークといえば100個納品で数百円みたいな内職しかなかったです。
チームワークを求められる職場で感じた孤独感
同じ作業を繰り返すことが求められる職場では、自分で仕事のやり方を工夫すると他の人が嫌がったりすることがあります。そのことで孤独感や精神的な疲労を感じることもありました。このような職場ではやりがいを見出せず、周囲からの不評やいじめにも遭いました。困難な時期でしたが、思い切った転職が幸運な転機となりました。
チームワークは本当に苦手で、今も苦手です。今は周りの方に助けてもらいながら成長できる環境に身を置くことができています。成長を望み続ける必要があるので、それはそれで大変ですが、成長がまったくない生活よりはましです!
自分自身との向き合い方と成長
心穏やかな日々を過ごすためには、自分自身と向き合いながらも、人との関わりをないがしろにしないことが重要です。また自分ができる範囲で、困難な状況に立ち向かい、成長し続けましょう。心穏やかに過ごすための一歩を踏み出しましょう。困難に立ち向かいながら、豊かな人生を手に入れるための道を歩んでいきましょう。
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