集中力が続かない日々でも、成果を出すために私がやっていること

年齢を重ねるごとに、「あれ、前はもっと集中できていたのに」と感じる場面が増えました。50代に入ってからは特に、午後になると頭がぼんやりしてきたり、ひとつの作業に没頭し続けることが難しくなったりしています。でも、だからといって仕事が待ってくれるわけではありません。リーダーという立場ではない分、自分自身が手を動かして作業を進めなければなりませんし、会社員として自発的に目標を設定し、効率よく仕事を回していく力が求められます。

では、集中力の衰えを感じながらも成果を出していくにはどうすればいいのか。最近の私なりの工夫をまとめてみたいと思います。

「体が動くレベル」まで具体的に書き出す

まず大切にしているのは、自分がやるべきことを文章やメモにきちんと書き出すことです。頭の中だけで「あれをやらなきゃ、これもやらなきゃ」と考えていると、どんどん混乱してきますし、結局どこから手をつけていいか分からなくなります。

私はパソコンで仕事をすることが多いのですが、「次に自分が実際にできるレベル」まで手順を細かく具体的に書き出すようにしています。大きなタスクをそのまま眺めていると気が重くなりますが、「まずこのファイルを開いて、この部分を確認して、ここを修正する」というところまで落とし込むと、不思議とすっと手が動き始めるのです。やるべきことと注意点を目に見える形にするだけで、集中のスイッチが入りやすくなります。

そして、やり方が分からないことが出てきたら、時間をかけすぎずに調べたり、経験者や詳しい同僚に聞いたりすることも重要です。ただ、質問するタイミングには気をつけています。まずは自分でできることをやってみる。でも、申し訳ないという気持ちが先に立って質問できずにいるのもよくありません。このバランス感覚は正直なところ難易度が高いです。質問するということは、自分の限界を相手に知られるということでもありますから。それでも、成長のためには必要な一歩だと思っています。

頭を下げて教えてもらう覚悟を持つ

50代にもなると、職場では自分より年下の方が多くなってきます。そんな中で「教えてください」と素直に頭を下げるのは、簡単なことではありません。プライドもありますし、「この年齢でこんなことも分からないのか」と思われるのではないかという不安もあります。

でも、自分の持てる力の中で仕事を進めるためには、できないことや分からないことがある自分をまず受け入れる必要があるのです。職場に教えてもらえる環境があるなら、それは本当にありがたいことです。年下の方であっても、その分野では先輩なのですから、敬意を持って教えを乞う姿勢が大切だと感じています。

ここで気をつけたいのは、言葉では「教えてください」と言いながら、態度がどこか上から目線になっていないかということです。言葉と態度が裏腹になっていると、相手には見抜かれてしまいます。ある意味、俳優になりきるくらいの思い切りが必要かもしれません。でも、嘘ではダメなのです。心から「ありがとうございます」と思える自分でいたいと思っています。これは大変難しいことですが、できたときには自分自身を評価してあげてもいいのではないでしょうか。

苦難を受け入れて、一日一日を大切に進む

悔しい気持ちや、できない自分への苛立ち。正直に言えば、そういう感情に辟易してしまう日もあります。集中力が以前のように続かない現実と向き合うのは、なかなかの苦難です。

それでも、仕事を進めるために自分なりの目標を設定し、具体的な手順に落とし込んでいくことが、今の私にできる最善の方法だと思っています。このことを積み重ねていけば、会社員としての寿命はきっと延びるはずです。「あの人、最近何もしていないよね」と言われる存在にだけはなりたくありません。

自分のレベルに合わせて取り組むこと、分からないことは素直に聞くこと。地味なことですが、この繰り返しの中に仕事の効率化や成果の出し方を学ぶヒントがあるのだと感じています。お荷物だと思われたって構いません。それでも前に進み続ける姿勢こそが、この年齢だからこそ持てる強さなのではないかと、自分に言い聞かせています。

皆さんは、集中力の変化を感じたとき、どんな工夫をして乗り越えていますか?

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